ユニホーム(ワーキングウェア)を作り続け創業 55年。

みつぎ被服はユニホーム(ワーキングウェア)を作り続け創業 55年。多くの人に喜んで着てもらえる服を作り続けてきました。

国内大量生産から海外生産時代の流れに乗り、国内工場では小ロットに対応し、海外工場にて大量生産を行う仕組みを作りながら『着る人、売る人、作る人』に満足してもらえる服を作っています。

 

この20年で縫製作業は海外で行うことが当たり前となり、現在で国内流通の99%の商品が海外で生産されています。

また、ここ数年での機械の進歩は著しく、効率的に生産ができるミシンや関連設備が増えてきました。
しかし縫製の全自動化は難しく『縫う』作業はこれからも人の手によって行われていきます。

海外生産が主流になり、国内の縫製業界は高齢化が進み技術を持った人や会社がどんどんいなくなってしまっています。
コロナ禍による外国人研修生の出入りの規制もあり、ここ数年の環境はさらに厳しいものとなりました。

そんな中、みつぎ被服は大手メーカー様の生産工場として、引き続き業務を行っています。

 

メインで手掛けるワーキングウェア

 ユニホームやワーキングウェアと聞いたらどんなものを思い浮かべますか?

工事現場のおじさんやおにいさんが着ているカーゴパンツなどの作業着を一般にはイメージされると思います。

 

もちろん、みつぎ被服でそれらの縫製は多く受注し行っています。
それ以外にもチェーン店の制服や高官庁の制服、消防服、オフィスでの制服など幅広く加工・縫製を行っています。

 

特に消防服の技術や縫い方は、ハードに使われ難燃への対応も求められるアウトドア商品との親和性は高いです。

技術を転用して、いろいろな商品開発に応用していきます。

 

みつぎ被服がある尾道は『備後地方』。
この備後地方は数多くのワーキングウェアメーカーがあることで有名です。

備後地方の産業についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

 

さて、もう一つ忘れてはいけないのが学生服。
ブレザーやコートなど厚手のものを中心に縫製を行っており、ここで得た技術を厚手のものの縫い方を厚くて硬い帆布生地を縫うときの土台に使っています。

koshiraeで使っているタケヤリさんの撥水タイガー帆布は「9号」の帆布生地。
かつ、パラフィン加工(撥水加工)がされていることにより強度も高くなり、非常に硬い生地です。

一般的なユニフォームを縫うミシンでは対応できない硬さですが、厚手用のミシンがいくつかあったおかげで、縫うことができています。

 

みつぎ被服のこれから

50年以上に渡って多くのメーカー様から継続的にご依頼をいただき、高い品質と納期厳守で取り組んできました。

生地を裁断し、縫製・プレス・検品の後に出荷(納品)という一連の工程を手掛けていくことはこれからも変わりません。

時代の移り変わりに柔軟に対応し、これからも日本でのものづくりをしっかりと行って行きます。

 

また、アウトドアファクトリーブランドである『koshirae』を新しくスタートさせました。

試行錯誤の連続ですが、新しいことを始めるのは楽しいです。

いろいろなことにチャレンジできる環境を引き続き作っていきます。

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